Cintoo社がミュンヘンのSAP.io Foundryを拠点とするIndustry 4.0 virtual startup programに参加することになりました。
デジタルツインズのリアリティキャプチャ技術を大規模に実現する最先端のSaaS型クラウドソリューションのリーダーであるCintooは、アクセンチュアと共同でSAP.iO Foundry Munichを拠点にインダストリー4.0にフォーカスしたバーチャルスタートアッププログラムへの参加を発表しました。このプログラムへの参加は、SAPとアクセンチュアの専門家、およびSAPのパートナーや顧客からなる審査員による審査に基づいており、多数の応募者を評価した結果、11社のスタートアップ企業がプログラムに参加することになりました。
このプログラムと主要参加者の選定は、世界のサプライチェーンと製造業がいかに混乱に対して脆弱であるかを示したパンデミックなどの様々な要因が前提となっています。さらに、干ばつ、森林火災、洪水などの異常気象などの外部要因が、生産にさらなる負担を強いています。これらの要因は、すでに信頼性の低いサプライチェーンをさらに悪化させ、企業は需要にタイムリーに対応するために高度に自動化された生産施設を新たに開設しなければならなくなっています。
このプログラムにより、SAPとアクセンチュアは、企業が製造およびサプライチェーンプロセスの全面的な改革を推進するための新しいイノベーションを創出・発見することを支援する共同コミットメントを拡大します。SAPは本プログラムで選ばれたメンバーと協力し、この新しい製造・生産の現実に対応するソリューションを統合し、共同で提供する予定です。選抜されたメンバーは、指導を受け、SAP®テクノロジーやアプリケーションプログラミングインターフェース（API）にアクセスし、SAPとアクセンチュアの顧客と接し、インパクトのある概念実証を開発する機会を得ることができます。
CEOのDominque Pouliquenは、「唯一の不変は変化であり、今、すべての組織はこれまで以上に、SAP.iOと アクセンチュアが Cintooのような最先端のソリューションで実装できる新しいイノベーションを最大限に活用して、社内外のプロセスを徹底的に評価しなければなりません」と述べました。
Cintoo Cloudは、Digital Twinエコシステムの不可欠な要素として、顧客のデジタル変革の一環としてDigital Twin戦略を実行するための最先端の基盤となるSaaSソリューションを提供します。Cintoo Cloudは、Reality CaptureとBuilding Information Modeling (BIM)とDigital Twinの間のギャップを埋めることができます。そのSaaSプラットフォームは、建築環境から収集した3Dスキャンデータを管理し、コラボレーションによる資産管理ワークフローを可能にし、BIMやCADモデルとの極めて正確な比較を提供します。
