Cintooは、IVION™とCintoo Cloud間のエクスポート/インポートワークフローを効率化するNavVis IVION™ E57エクスポートにより、NavVis VLX™およびM6™データをフルサポートすることを発表します。IVION™プラットフォームからダウンロードできるE57ファイルには、Cintoo Cloudに必要なデータ（点群、軌跡、パノラマ画像）がすべて含まれており、このリアリティデータを簡単に圧縮して読み込み、Cintooの定評あるメッシュベースビューワー TurboMesh™で表示することが可能です。
IVION™からE57をインポートする際、ユーザーはカメラパスに沿ってパノラマ画像のサンプリングを選択し、選択した各パノラマを、静止スキャナーからのデータと同じように構造化したスキャンポジションに変えることができます。このプロセスは「リストラクチャリング」と呼ばれ、ソース点群の精度や密度を損なうことなく、スキャンデバイスで撮影されたソースパノラマ画像を使用します。Cintoo独自の点群-メッシュ変換技術を活用し、Cintoo Cloudはすべてのレーザースキャンデータを3Dサーフェス（またはメッシュ）に変換し、専門家でもそうでない人でも簡単にナビゲーションと解釈を行えるようにします。
スキャンデータをCintoo Cloudに取り込むと、NavVis IVION™の表示・ナビゲーション機能を補完するいくつかの便利なワークフローを利用することができます。CintooはNavVisのスキャンデータを他のデータと組み合わせて一つのデジタルな場所に置くことを可能にし、NavVisのスキャンデータに力を与えます。
- Cintoo Cloudは、ハードウェアベンダーに関係なく、様々なスキャンソース（スタティックスキャナー、屋内モバイルスキャナー、ライダーベースのドローンスキャナーなど）のデータを一つのプロジェクトに統合するために使用することができます。
- Cintoo Cloudは、BIMやCADモデルを取り込んで、スキャンデータと比較することもできます。スキャン-BIM/CAD比較ツールは、スキャンのAs-Built条件と設計通りの2Dまたは3Dモデルとの間の差異を表示します。このような差異は「課題」として文書化し、デフォルトの課題管理プラットフォームを使用してモデル調整のワークフローで使用することができます。
- Cintoo Cloudは、資産管理、IoT、デジタルツインのエコシステムに統合することができ、タグ付けされた機器や機械を建設時の状態で表示・文書化し、資産の状態に関するコンテキストを提供することができます。
- あらゆるスキャナーで作成されたスキャンデータは、構造化または非構造化点群としてエクスポートして共有し、スキャンからBIMモデリングワークフローに利用したり、デスクトップアプリケーションの衝突検出用に統合3Dメッシュに変換することができます。
Cintoo Cloudは、ハードウェアに依存しないスキャンと3Dモデルのプラットフォームで、BIMとデジタルツインワークフローを可能にし、メッシュベースのリアリティキャプチャデータを産業用メタバース体験に対応できるようにします。
