ウェビナーでは、最近追加された新機能のデモンストレーションや、今後数週間のうちにリリースされる追加機能の紹介を行いました。
ここでは、このプラットフォームの先進的な新機能の一部をご紹介します。
2D図面によるナビゲーション
2D図面を使ったレーザースキャンプロジェクトをより簡単にナビゲートします。
2D図面がアップロードされた状態で、NavisworksまたはRevitファイルからBIM 360を経由して、図面を選択して関連するスキャンデータを重ね合わせ、X線ビジョン表示モード使用時に2D図面とスキャンデータを完全に透過させることが可能です。また、画面右下のナビゲーションマップに表示される2D図面を使って、スキャンデータを簡単に移動することができます。2D図面がない場合、プラットフォームはストリームされたスキャンデータのトップビューを取得し、それをフィルタリングするので、ナビゲーションマップでこれを使用してスキャン内を移動することができます。
X線ビジョンモードでは、2D図面との透明性を高めることで、CADと2D図面の位置関係などの詳細な評価を行うことができます。また、サーフェスモードでは、ビジュアルチェックツールを使って、2D図面との差異を検出し、必要に応じて計測を行うことができます。さらに、3Dモデルを追加して比較することも可能です。
サイトマップの紹介
これは、このプラットフォームの常連ユーザーから提案された、まったく新しい機能です。この機能により、各Work Zoneの背景画像として、JPEGまたはPNG形式の2Dプランを追加することができます。Google EarthやMapsのスクリーンショット、またはPDFをスキャンして画像ファイルにしたものなどです。
概要マップの新しいサイトマップ整列ツールでは、2つのスキャンを選択し、背景画像内の位置を選ぶことで、サイトマップをスキャンに合わせたり、拡大縮小したりすることができます。3Dビューの3Dアライメントツールを使って、サイトマップの平行移動と回転を調整し、スキャン位置と正確に一致させることができます。全体マップまたは 3D ビューを使用して、サイトマップ/背景画像を使用してスキャンをナビゲートすることができ、従来よりもさらに簡単な方法です。サイトマップは、3Dビューの右下にあるナビゲーションマップでも視覚的な参照として使用されます。
Autodesk BIM 360 に問題をプッシュ
Cintoo Cloudの大きな特徴として、BIMやCADモデルをプラットフォームにアップロードし、それとスキャンデータを比較することで、As-builtと設計の間の問題を検出したり、スキャンデータを使って問題を発見し文書化することができる点が挙げられます。
BIM Trackなどのプラグインを使用すれば、これらの課題をBCF形式でNavisWorksやRevitにエクスポートすることはすでに可能です。さらに一歩進んで、このプラットフォームはBIM Trackとのクラウド間相互運用性を提供し、両者間で課題のプッシュと同期を可能にします。現在、この相互運用性をAutodesk BIM 360にも拡張しており、Procoreでも間もなく同じオプションを利用できるようになります。
Cintoo Cloud共有ビューをウェブページに埋め込む
さらに、共有ビューアーのURLを作成し、Autodesk BIM 360のプロジェクトホームのようなプロジェクトサイトにiframeとして追加する機能も導入されました。このURLからCintoo Cloudのデータへのアクセスを制御するために、パスワードの追加やCintoo Cloudのメンバーのみにアクセスを制限するなど、さまざまなオプションが用意されています。
Cintoo Cloud体験のカスタマイズ・ブランディング
また、会社名を冠した独自のサブドメインを作成し、ロゴやコーポレートカラーを追加して、ブランドイメージに沿ったUIに更新することも可能です。さらに、メールやレポートにも、御社のイメージを反映させることができます。
このプラットフォームには引き続き新機能が追加されており、屋内モバイルLiDARデータや360°（パノラマ）画像のアップロード、UnrealおよびUnity用のメッシュストリーミングAPIのローンチなどの最新情報にご注目ください。
これらの新機能に関するご質問や、さらなる機能強化のご提案がございましたら、メールにてご連絡ください。 sales@cintoo.com.また、LinkedInのページでは、新機能の公開に伴うアップデートをお知らせしています。 www.linkedin.com/company/cintoo
